~みんなでつくって、みんなで食べる~
熊本地震の際、ひなみ塾は「ひなみ食堂『おやびん亭』」となり、各地の協力者が届けてくださった支援物資を使わせていただいて、新鮮な近海魚の刺身からトンカツまで、「元気の出る食事」を一人でも多くの方々に提供すべく尽力いたしました。当初は地震によるショックから表情が強張っていた子供たちの顔が日増しに明るさを取り戻していったことは、今なお鮮明に残っている思い出であると同時に、食の力や食育の大切さを痛感させられる経験となりました。そこで、学校(ひなみ塾)と映画(HINAMI)に加えて「食」を事業化することにし、「ひなみ食堂」と名づけました。